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抑圧と生

 人々や他の生きものたちに降りかかる困難は、「全部同じ」と言ってしまえるほど単純ではない。
 各々の存在者たちがどんな状況にあるか、どんな社会的属性を持つかによって、抑圧は異なる様相を帯びる。私たちは、その共通性と固有性の双方に目を向ける必要がある。


世界を形作る力学は、
いかなる生を、いかに抑えつけているのか?


渡りの糸口

 私たちは世界の存在者たちと、どんな関係を築いてきたのか。
 この問いを真剣に突き詰めていくと、抑圧の輪郭が浮かび上がってくるに違いない。
 CODEXから、考察を深めるための糸口を拾い出してみたい。


私たちが暮らす消費社会は、誰の苦しみを隠しているのか。
「食」という最も基本的な営みから、この問題を考えてみる。


他者に意思があるからこそ、支配は成立する。
他者の意思を我が意に従わせる――その方法は、直接的な暴力だけに限らない。

さらに探究する

次に渡るのは?

 抑圧の表れが一通りでないのなら、それを経験する者たちは違う世界を生きているのではないか。この問いは「絡まり合う諸世界」という路へ渡される。

 抑圧の存在を知った私たちは、どんな共存の可能性を創り出せるのか。この問いは「共存の技法」という路へ渡される。