人々や他の生きものたちに降りかかる困難は、「全部同じ」と言ってしまえるほど単純ではない。
各々の存在者たちがどんな状況にあるか、どんな社会的属性を持つかによって、抑圧は異なる様相を帯びる。私たちは、その共通性と固有性の双方に目を向ける必要がある。
世界を形作る力学は、
いかなる生を、いかに抑えつけているのか?
-
「良い/悪い」は誰が決める?――マリリン・フライが説き明かした我が物顔の目
{H ⊃ MIX, H *> MIX}_W
-
「可愛い」を問い直す――フェミニズムの視点から考える動物の客体化
{H *> A, H *> H}_W
-
AI倫理のもう一つの死角――グローバルサウスを搾取するデジタル植民地主義
{S □> H, H *> H, T >< H}_HYB
渡りの糸口
私たちは世界の存在者たちと、どんな関係を築いてきたのか。
この問いを真剣に突き詰めていくと、抑圧の輪郭が浮かび上がってくるに違いない。
CODEXから、考察を深めるための糸口を拾い出してみたい。
動物から「食品」へ――何が隠され、何が消し去られているか
私たちが暮らす消費社会は、誰の苦しみを隠しているのか。
「食」という最も基本的な営みから、この問題を考えてみる。
支配の手法――人間は意思を持つ存在をどのように従属させてきたか
他者に意思があるからこそ、支配は成立する。
他者の意思を我が意に従わせる――その方法は、直接的な暴力だけに限らない。
さらに探究する
-
帝国主義と植民地主義――どこが重なり、どこが異なるのか
S *> H_W
-
「ハズバンド」とは何者か?――語源からたどる父権制の思想
H ⊃ MIX_W
-
畜産業の非効率と食料問題
H *> MIX_W
次に渡るのは?
抑圧の表れが一通りでないのなら、それを経験する者たちは違う世界を生きているのではないか。この問いは「絡まり合う諸世界」という路へ渡される。
抑圧の存在を知った私たちは、どんな共存の可能性を創り出せるのか。この問いは「共存の技法」という路へ渡される。
