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知の成り立ち

 正統と認められる知は、知られうることの中のほんの一角にすぎない。
 世界には存在を認められてこなかった周縁の知、生活の知、そして言葉ならざる痕跡として残された知が存在する。
 私たちは何を知り、何を知らずにいるのか。それを知るには、知の成り立ちを振り返ってみる必要がある。


正統な知とは何か?
誰がそれを形づくるのか?


渡りの糸口

 知はものの見方を規定する。けれどもそれは、どんな枠組みのもとに形作られた知なのか。
 私たちは知らず知らず、特定の知を唯一の真実と思い込んでいないだろうか。
 CODEXから、支配的な知を揺さぶるための糸口を探ってみよう。


ある物事や営みをどう捉え、どんな言葉で言い表すかが、知の分岐を生む。
新しい言葉との出会いは、私たちが一つの知識体系に囚われていた事実を浮き彫りにする。


名を与えること――それは権力の行使という側面を持つ。
主流の呼び名に逆らうことは、時に知の権力を揺さぶる実践となる。

さらに探究する

次に渡るのは?

 知は私たちの視界を広げるようで、その実、不都合なものを覆い隠すものでもあるのではないか。この問いは「抑圧と生」という路へ渡される。 

 知が多様であるのなら、異なる知の向こうには異なる声が存在するのではないか。この問いは「声の地層」という路へ渡される。