「人間中心主義」という言葉は、環境倫理学とポストヒューマニズムにおいて、異なる意味で使われる。
環境倫理学における人間中心主義とは、人間が他の存在の価値を、人間にとって役に立つか、どのように役に立つか、といった尺度から評価することをいう。
環境倫理学はこのような存在への向き合い方を問い直すことに努めてきた。

ポストヒューマニズムにおける人間中心主義とは、思考の前提が「人間」という枠に縛られていること、あるいは人間のみを想定する思考の形式をいう。
ポストヒューマニズムはこのような認識を脱し、人間以上の世界に思考を広げることを試みてきた。

二つの「人間中心主義」の違いについて、詳しくはこちらの記事を。
