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絡まり合う諸世界

 私たちは単一の世界に生きていると思いがちである。
 しかし、存在者たちの経験に光を当てると、世界が決して一つではないという事実が浮かび上がってくる。
 存在者たちが生きる諸世界のあいだには様々な力関係が存在し、様々な階層が形作られている。
 ここでは、そんな諸世界の複雑な関係を見てみよう。


私たちはどんな世界に生き、
どんな世界に出会っていないのか?


渡りの糸口

 世界が違えば、同じ物事が別の意味を持つこともある。私たちの世界を豊かにしているものは、他の世界を損なっているかもしれない。
 誰の世界が、誰の世界と、どんな関係にあるのか。
 CODEXから、諸世界の関係を照らし出すための糸口を探ってみたい。


なぜ、ある世界で有益なものが、他の世界にとって害となるのか。
私たちを取り巻く商品やインフラは、どんな世界のために作られているのか。


異なる世界との関わりは人々の規範や行動に影響を与える。
語りの中に現れる世界も例外ではない。
即物的な世界観は、何を忘れ去ったのか。

さらに探究する

次に渡るのは?

 世界が複数であるなら、それを一つのように見せているのは、どのような知の体系なのか。この問いは「知の成り立ち」という路へ渡される。

 異なる世界があるのなら、そこには誰の声がこだましているのか。この問いは「声の地層」という路へ渡される。